2月はお風呂デトックス習慣！

今年の冬は、
寒くなったり暖かくなったり…。
気温の変化が激しいですね。
そのせいか、今年はいつもよりお肌に不調が出ている方が
多くなっているように感じます。

年末年始の疲れや、暴飲暴食のツケも出てくる季節。
2月は、そんな溜まった毒素の排出を意識したい月。
スキンケアだけでは追い付かないとお悩みの方！
お風呂に入るだけでも、
美肌に生まれ変わる方法があるのですよ。
身体の内側からしっかり変えていきましょう！

入浴は全ての不調をリセットしてくれる

美肌を作るために欠かせない入浴。
ところが、最近は冬でもシャワーで済ませる方がとても多いのです。
お風呂が嫌いという人も増えてきていますよね…。
日本人は昔から温泉に入る習慣があったので、
お風呂との相性がとても良い民族だと言われています。
サロンでも、私はいつもお客様に
「湯舟にちゃんと浸かってほしい」
と話しをしていますが、それはなぜか？

日本人は平均体温が低いので、
免疫力が下がりやすいから！

日本人は、欧米人に比べると筋肉量が少ないです。
筋肉量が少ないということは、熱を発生させる力も弱いということ。

体温が1度下がるとエネルギー代謝が12％下がるのだそうです。
また、免疫力を司る白血球の働きが30％ダウンするとも言われています。

免疫力が下がると、
風邪を引きやすくなる、太りやすくなる…
美容や健康に良くない状況になることは想像つきますね。
身体を冷やさないこと。
暖めることはとても大切なんですね～。
入浴は、身体が温まる以外にも嬉しい効果がたくさんあるのですよ🎵

入浴でヒートショックプロティンが増える！

ヒートショックプロテイン(HSP)とは

傷んだ細胞を修復する働きを持つタンパク質のことです。
免疫細胞の強化につながり、身体を元気にしてくれる効果があります。
身体に熱によるストレスが加わることで
HSPは体内で作る量が増加します。
HSPを増やすのは、入浴が最も効果的なのですよ！
自律神経やホルモンの調整
睡眠の質を高める
ストレスの軽減
疲労回復
といった効果で、健康的な身体を作ってくれます。

HSPを高める入浴の仕方

普通にお風呂に入ればよいのか？
といえば、そうではありません。
HSPが増えるための入浴法がきちんとありますので、
その方法も知っておきたいですね。

①まず、入浴前に水分補給をしておきましょう。
②湯舟に入る前に、足や手など心臓から遠い部位にかけ湯をします。
③お湯の温度は４０℃～42℃に設定します。
④15分間、肩までしっかりお湯につかります。

自分の体温が38℃まで上がるとHSPが増えるので、
入浴中に舌下で体温計を計っておくと良いですよ。

⑤入浴後は、身体を急に冷やさないように保温します。
⑥入浴後も水分補給（常温）を行います

以上がHSPを高める入浴方法です！
烏の行水のような入浴法ではなく、
お湯の温度・浸かる時間が大切ですね。

毎日忙しいのに、15分も浸かっていられるか！
という方も大丈夫。
HSP入浴法は、週に2回でも効果が維持できるようです。
出来る範囲で習慣にしてくださいね。

身体の内側からしっかり温めてあげることで
お肌の不調も改善されやすくなります。
肌がきれいな人に共通することは、
生活の基礎がきちんと整っている方が多いんですよね。
朝だらだらせずに起きて朝ごはんを食べる。
バランスの良い食生活を送る。
身の回りを清潔にする。
心に余裕がある。
入浴をすることもその1つだと思います。

まだまだ寒い日が続く2月。
温浴で身体を整えて
春先の不安定な季節を乗り越えていきましょう。