2月のお肌は保湿を極めよう!
目次
2月は一番乾燥する季節!
2月は1年間のうちで最もお肌が乾燥します。
くすみ、クマ、ザラツキが気になるのもこの季節。
それは乾燥が原因かも!
乾燥を防ぐスキンケア、
生活習慣・食生活など、2月に必要な乾燥ケアをお伝えしていきます!
2月の肌が乾燥する理由は?
2月の肌が乾燥する原因は2つあります。
ズバリ!
気温と代謝低下によるもの。
12月から続く冬の冷たい外気、一方で室内は暖房で暖かい。
外と中の温度差の変化はお肌にとって過酷な状況です。
さらに寒いと運動不足になり、汗もかきにくくなりますね。
そうなると代謝が低下し身体が冷えやすくなります。
身体の冷えはお肌の乾燥にも繋がります。
このような環境が蓄積されると、
角質層に水分を保つためのバリア機能が弱くなっていき、
お肌の乾燥がドーンとでてしまうのが2月の時期といわれています。
乾燥が進むと起こる肌トラブル…
2月の乾燥を放っておくと、様々な肌トラブルがでてきます。
通常、角質層が整っているお肌は、天然の皮脂膜でお肌を守ってくれているので
紫外線や大気汚染、ほこりといった外的刺激を受けにくくなっています。
しかし、乾燥したお肌は角質層が弱くなっていてお肌を守ることができません。
紫外線ダメージを受けて、シミ・シワの進行が早くなったり、
ほこりやダニが付着してアレルギーになりやすくなったり…。
2月は花粉も増えてくるので、花粉で肌荒れにもなります。
化繊などの衣類刺激にも敏感になりやすく、
掻いてしまうことでさらに角質層を傷つけ、湿疹が出てしまう
乾燥性皮膚炎を引き起こすこともあります。
特に今は、長い期間マスク生活をしているので
乾燥しているとマスクによる刺激も倍受けやすくなりますよ。
乾燥をケアする方法
では、肌の乾燥を抑えるためにどのようなケアをすればよいでしょうか?
おススメのスキンケア方法、
見直して欲しい生活習慣。
日々の暮らしの中でできるケア方法をお伝えしていきます!
【スキンケア編】
間違った洗顔は乾燥を引き起こす
普段どのように洗顔をしていますか?
以下のチェックに当てはまる方は、洗顔で肌が乾燥している可能性大!
- 熱いお湯で洗っている。
- クレンジングも洗顔もゴシゴシ洗いをしている。
- 朝もしっかり洗顔している。
- 洗顔ブラシを使っている。
- 1分以上洗顔をしている。
- さっぱりタイプのクレンジングや洗顔料が好き。
熱いお湯はお肌の水分を一気に奪ってしまいます。
少しぬるいぐらいのお湯ですすぐのが理想です。
また、洗顔ブラシやゴシゴシ洗いをする方も
摩擦によって乾燥しやすくなるので気を付けましょう!
乾燥が激しい方は、朝は洗顔を控えてぬるま湯ですすぐだけでOKです。
週に3回はシートマスクで水分チャージ
保湿が足りないなぁというときは、
いつものスキンケアにプラスアイテム!
手軽に水分を取り込めるシートマスクがおすすめです。
シートマスクは種類も色々あって迷ってしまいますが、
保湿を目的とするなら
セラミド
アミノ酸
ヒアルロン酸
プロテオグリカン
コラーゲン
などの成分が入ったものを週に3回は取り入れてあげるといいですよ。
続けていくことで、ふっくらハリのあるお肌に変わっていきます。
紫外線からお肌を守る
UV対策は一年中通して行ってほしいものですが、
冬の間は日焼け止めをつけない方が意外と多いのです。
2月はまだ寒いけれど、紫外線はすでに春に向けて強くなっています。
紫外線は肌を乾燥させるだけでなく、
たるみやシミの元凶にもなりますので、しっかり対策してくださいね。
UVケアのポイント
- 日常使いならSPF20~30程度。
- 3時間おきに塗り直しをする。
- 開封して半年以上経過したものは使用しない。
- ベタツキ感があり、油分が多いものは控える。
一番気を付けてほしいのが、SPFの数値。
SPF50のように数値が高いものは、かえって乾燥しやすくなります。
日焼け止めの維持効果は約3時間。
3時間おきに、塗り直しをしてあげるのが理想です。
【生活習慣編】
では、続いて乾燥対策で見直すべき生活習慣のポイントをあげていきましょう!
冬場の水分補給はたくさんメリットがある!
冬場は特に、水分を摂る量が減ってしまいがち。
水分が不足すると、血行が悪くなり冷え性の原因になります。
免疫力も低下しやすくなるので、風邪やウィルスにかかりやすくなってしまいますよ。
水分を摂ることで肌の潤いを取り戻すこともできるし、
体温調整、代謝アップ、体内のデトックス効果で痩せやすくなったり
美容や健康に嬉しい効果がたくさんあるのですよ。
一日の摂取量は2ℓと言われていますが、
一度に大量に飲むのではなく、時間を空けながらちょこちょこ飲むと
胃や腎臓に負担がなく飲み続けることができますよ。
冬場は、冷たいお水ではなく「白湯」を飲むのがおススメです。
食生活で潤いアップ
肌の乾燥は、スキンケア以外でも食生活で改善することが可能です。
スキンケアは「顔」を保湿できますが、
上記に挙げたような水分補給や食事は、顔だけでなく「全身」を保湿することができるので、食事内容はとっても大切!
乾燥対策に有効な栄養素を含む食品を紹介しますね。
①納豆
大豆製品は、女性に必要なイソフラボンを含みコラーゲンを作ってくれます。
特に納豆は、ビタミンEやB2も多く含むためエイジングケアに欠かせません。
②アボカド
美意識の高い女性は好んで摂取している方が多いアボカド。
不飽和脂肪酸のオレイン酸、ビタミンE・β-カロテン・ビタミンCなどの
栄養素も豊富です。
肌の保湿成分に欠かせないセラミドを形成してくれるので、
毎日1個食べ続けると、肌の潤いを実感しますよ。
③青魚
鯖やあじ、いわしなどの青魚は、たんぱく質・ビタミンA、
DHA・EPA(不飽和脂肪酸)などの高栄養素がたくさん!
代謝機能を高めてくれるので、美肌だけでなく生活習慣病の予防にもなります。
缶詰でも栄養素は損なわれずに、気軽に調理できるのがいいですね。
④こんにゃく
こんにゃくは保湿成分セラミドを含む貴重な食べ物。
食物繊維も豊富で、腸をキレイにしてくれたり、カルシウムも含まれるので
美容と健康に是非取り入れたい食べ物の1つです。
逆に、乾燥肌になりやすい食品もご紹介します!
糖分や脂質が高い物
ファストフードやお菓子、揚げ物などは要注意です。
酸化した油分や糖分は取りすぎると、体を冷やしてしまいます。
肌老化も早めてしまうので、たるみやくすみの原因にもなりますよ。
甘い物を止められないときは、ビタミンCやBも摂取するとよいですよ。
生野菜
生野菜は酵素やビタミンが摂取できますが、一方で
取りすぎると身体を冷やしてしまいます。
一時的な冷えではありますが、健康やダイエットのために…とサラダばかり食べている方は要注意。
サラダのドレッシングに身体を温める作用を持つ黒酢を使ってみたり、
お味噌汁を一品加えてみるとよいですよ。
2月の保湿ケアは春のゆらぎ肌を防いでくれる!
3月4月になると、紫外線ももっと強くなります。
花粉もどんどん激しくなって4月に肌トラブルが急増します。
2月の乾燥は、これからやってくる春のゆらぎ肌に大きく影響します。
2月にしっかり保湿ケアを行っていることで、ゆらぎ肌がグンと軽減しますよ!
ステイホームの今だからこそ、
お肌と体のために時間を費やし、スキンケアと生活習慣を見直してみましょう。